シドリーオースティンは、トップ法律事務所が数十年かけて広げてきたプラクティス市場へ飛躍的進歩を遂げるため、より確立されたPEプレイヤーより経験弁護士を引き連れてくることで、プライベートエクイティ分野を刷新した。
シカゴで創立されたファームはプライベートエクイティ関連で、過去一年にざっと3億ドルの収益を上げ、2011年のわずか5000万ドルから比べ大きな上昇を遂げた。
シドリーはプライベートエクイティに重きを置くKKR、Clearlake Capital、Siris Capital、Apollo、The Carlyle Group、Great Hill Partners、Towerbrookを含む、多くの安定したクライアントの集客をしている
2014年から2018年はディール数で前年比平均37%の成長をしてきたのに対し、2017年から2018年のみで72%ものディール数が増加した。2020年は、プライベートエクイティにとって、さらなる健全な年であること見込まれ、シドリーの拡大は進行中である。
しかしながら、大手法律事務所の間でも最も競争の激しいながらも利益の出る分野に、ほぼゼロから参入するのは決してたやすいことはなく、ファームは多くの同業者とは多少違う考えを必要であった。